全日本クラシックカメラクラブ All Japan Classic Camera Club

　2012年7月のAJCC研究会は、小林昭夫事務局長から幹事会の決定事項報告などの後、藤岡俊一郎会員（会員番号0551)による「カメラ調整等雑記４題」と題する研究発表がありました(写真下)。藤岡会員は修理勉強会のインストラクターで、カメラ分解修理の大御所でもあるので、カメラ修理を手がける会員にとっては大変参考になる発表でした。この発表内容については、現在連載中の鍋田インストラクターによる修理勉強会報告「エンサイン・コマンドのバックフォーカシングはマミヤシックスのコピーか」が本号で一段落いたしますので、次号(2012年10月発行予定)から数回に分けて詳しく掲載することにいたします。そういうわけで今回は冒頭記事「研究会報告－その1」の研究発表記事は休載し、今回のテーマ「35mm判蛇腹カメラ」の持参カメラ紹介から始めたいと思います。