浅沼宣夫さんのハンガリーフォルテ社製オプティフォルト
一見ベークライト製に見えますが鉄製のボディです(1950年頃)。 |
片山良平さんの世界唯一の缶入りカメラ ラディックスモデル56 西ドイツビロラ社より1950年発売されたアグファラピッドフィルムを使い
24mm×24mm16枚撮りのカメラです。カメラを缶に収容した時に動かないように缶の下から写真の手前に見える止めネジで固定します。
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小林泰人さんの1880年代製造の1/4プレート(手札判)木製カメラ4台
左の3台はホートン社の改良型ポータブルカメラで、左から2番目が一番古い1880年製。右端のカメラはアイルランドのロビンソン&サンズ社製クライズデイル・セットでアイルランド製のカメラは極めて珍しい。 |
城靖治さん所有の1890年頃日本で作られた小西本店製と思われる木製乾板カメラ、文献などを見ると浅沼商会のものによく似ています。
レンズ鏡胴にはR.Konishiと筆記体で刻印があります(左下の写真)。
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R.Konishiと刻印された鏡胴 |
高島会長の双眼鏡カメラ3台、左東興写真製テレカ(1950年)
中央は1977年発売の110カメラ付タスコ7800、右は1956年発売の西ドイツ、メラー社製高級双眼鏡カメラ「カムビノックス」 |
1931年独ナーゲル社から発売されたレフレックス・ピュピレと所有者の竹内久彌さん。通常のピュピレは軍艦部に単独距離計などを装着する差し込み穴が2個ありますが、これは軍艦部に4個、レンズ鏡胴部に2個の差し込み穴があり、これに対応するレフレックスファインダーの6本の足を挿入しピント合わせのできる2眼レフになります。 |
レフレックスファインダーを外したレフレックスピュピレ |
1910年発売ネッテル社製デックルーロを手にカメラの説明をする田村彰啓さん。通常の蛇腹2段伸ばしは一つの蛇腹で対応しますが、デックルーロは蛇腹が二つ付いており、標準撮影では一つの蛇腹を使い、接写の時は更に別の蛇腹を使います。
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馬淵勇さんのフランス ドマリア(Demaria)社製のスプリングカメラ5台
左からデーエル(Dehel1948発売)、同セミ判(1940)、テルカV(1948)、モンテカルロ・スペシャル(1948)、モンテカルロ(1943)、テルカVのレンズ「サジッタール(Sagittar)」F3.5は非常にすぐれたものとして有名 |
山本利実さん持参の藤田光学工業が1958年に製作、服部時計店から発売されたフジタ66モデルSL 、このカメラは1956年に発売されたフジタ66の改良型で国産66判一眼レフの草分け的存在 |
山前邦臣さんの東京光学(戦前は東京光学機械)製のミニヨン5台
奥の2台は戦前1940年に製造されたベスト判ミニヨン(黒とシルバー)、手前3台は135フィルム使用の戦後発売のミニヨン、左から画面が24mm×32mmサイズのA型、ボディーシャッター付きB型、画面が24mm×36mmの標準サイズになった1951年発売C型 |
吉田安夫さんのキヤノンが1950年頃発売したフラッシュガンセット。真鍮に分厚いクロームメッキを施した高級感溢れるモデルです。 |
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